生物雑記

雪山で足跡がいっぱい

先日の大寒波で隠岐でもたくさんの雪が積もりました。積雪は20〜25センチくらいと、近年では多いほうで、車の運転も大変です…

一方で、雪が積もったことで、普段は見れない、野生生物の痕跡を見ることができました。

雪山の中で見つけたのはこちらの足跡…

雪山にあった足跡

二本足を同時に動かしているような足跡です。

こんな動きをする動物はノウサギで間違いないでしょう!!

他にも足跡はたくさんありました。

ノウサギの足跡
ここで方向転換をしたのか?(ノウサギ)
前足も使って移動した痕跡(ノウサギ)

ちなみに、ここ隠岐に生息しているノウサギは、オキノウサギという隠岐の島固有のウサギになります。

以前、ロードキルされたオキノウサギは撮影したのですが、まだ生きたオキノウサギを撮影できていませんので、なんとか撮影したいですね!

ロードキルされたオキノウサギ

ちなみに、島内にはイノシシやシカなどの大型の哺乳類は生息しておらず、オキノウサギが1番大きな哺乳類なりかとおもいます。体長は約50センチくらいまで大きくなるそうです。

また、オキノウサギはニホンノウサギと異なり、冬場も体毛は茶色のままです。

そもそも、年間で数週間くらいしか雪が積もらない島なので、体毛を白くする方が見つかりやすくなるからかもしれませんね!

冬の間は、猟期でもあり、食用としても重宝されています。私はまだ食べたことがないので、是非食べてみたいですね!

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